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ジムニー歴史

十年一昔というのが、かつて四駆が大流行した時代があった。

スキー場や海岸、そして街までもピカピカの四駆があふれていた。

四駆市場も急成長し各自動車メーカーがこぞって新車を次々とリリース。

数々の新車が生まれたが、やがてバブル経済が泡のようにはじけた後を追うように四駆の流行も終結を迎えたのである。

だが、そんな時代を修然と生き延びた車がある。

その名はジムニー

長い歳月を経て今なお人々を魅了するそのたたずまいは、色あせるどころかますます輝きを増している。

 

流行とは【流される行い】と書く。10年20年歳月の流れは、本物かどうか見極めるための、最も信頼を置ける基準であり証明だ。

 

ジムニーの本質を知らない人は、うわべだけの判断でいうだろう。【軽自動車で維持費が安く、手軽さが魅力だよね!】と。

だが、そんな理由だけでは人々の心は魅了しない。ジムニーの選択基準は、最高馬力や最高速度といったスペックあるいは購入金額といった数値には表れない心の性能基準である。

 

それを見抜くことができるのは、流行に惑わされることなく、常に自分自身の価値基準

に基づき選択と決断で生きてきた人のみ直観で感じ取ることができるのだ。

 

ジムニーを選択するという行為は、10年後後悔をしないという「時間」の買い物だ。

 

 

 

まだ見ぬ世界、未だ走ったことのない道を走り抜け、風の音、太陽の光、新葉の香りや雨の音を楽しむ。

 

これらがいかに人生において価値ある事であるかを知っているものこそが、そこに至るジムニーという相棒と10年の時を選択するのである。